選別は女性の味方 2
これは、言葉をかえれば、妻が高い学歴をもっていればほとんどの場合、夫の学歴は高いということです。
男子の進学率が女性より高いことを反映して、高い教育程度の男性は自分より低い教育程度の配偶者をもつ割合が高いのと比べると、配偶者選択の効率では女子の方が投資効果が高いようです。
女子の教育程度が高くなると初婚年齢は高くなる傾向はみられるものの、一部で信じられているような未婚率が特に高いとか、条件の低い相手と結婚するという傾向はみられません。
もっとも、結婚や家庭の形成に高い教育程度はプラスに働くだけではありません。
男子の職業選択の際にみられた過剰学歴者の問題が生じます。
つまり、中卒者でもできる仕事に高卒者がつき、高卒者の職場へ大卒者が進出するような代替雇用の現象と同様なことが生じているのです。
主婦(という職業)の仕事内容が教育程度に応じて高度化されている点もありますが、料理、掃除、洗濯といった基本的な家事遂行についてみれば、高い教育程度は必要でないでしょう。
聡明な女は料理がうまいかもしれませんが、それは決して大学を出た女は料理がうまいこととイコールではないのです。