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2010年10月 アーカイブ

選別は女性の味方 8

このような資格試験のメリットは、いくつかあります。


なによりも女性にとって、職業に近い高度の資格で身をよろうことになるのは、前にも述べたように非常に大きな利益をもたらします。


少なくとも試験が公正に実施されるかぎり、こうした資格試験は女性の実力を雄弁に保証するのです。


司法試験、公務員試験にパスした女性たちがいかに利益を得ているかは、女性の裁判官、局長、課長が着実に増加している公務の世界と、それがむつかしい民間企業の世界を比較しただけでも明らかでしょう。


もちろん、男性と比較すれば、彼女たちの得ているポストがベターでないまでも。


この試験に対しても、「ペーパー試験と実力は別だ」「女性は試験に強いから」という不満に示されるような男性のやっかみや中傷、反感が向けられるかもしれません。


しかし、その試験の権威が確立されれば、そういう雑音は雑音にとどまり、自然に消えていくでしょう。


このような試験は、もちろん女性にとって利益をもたらすばかりではありません。


大学教育全体の充実にもプラスすると思われますが、なによりも大学入試の緩和に大きなカを発揮するでしょう。


いわゆる有名大学卒というレッテルよりも、本人がどのような資格をもっているかが重要になるからであり、大学入試だけに焦点を絞った受験勉強が無意味になるのです。


共通一次試験をはじめとする入学試験制度の手直しより、よほど受験地獄の緩和に役立つと考えられます。


また、大学卒を採用する企業の側でも、人材を見分ける基準がより明確になるというメリットがあります。


現在でも、公務員試験合格は民間企業志望者にとっても一種のハクづけとなっています。


イギリス、フランスなどではそのようなシステムが確立されています。


女性のためだけでなく、教育界、経済界にとってもメリットの大きいこの提案は、かなり実現性が高いと思うのです。


もちろん、教育それ自体をエンジョイしよう、楽しもうという青年たちは、男女を問わず、こんな試験などは無視して、今までどおりの学生生活をエンジョイすることになるでしょう。


高等教育がエリートのものから大衆のものへ、さらに一般的なものへと変化してくるにつれて、社会における教育の位置づけはおのずと変化してくると考えられますが、それに十分応える制度もまた、整備する必要が生じているのではないでしょうか。

地域のリサイクルセンター

資源ごみの売却先になる業者の選定やトン当たり価格の決定は、年1回の競争入札によって行われます。


落札した業者はリサイクルセンターで資源ごみを選別回収し、それらを売って資源ごみの買入れ費や選別回収費を賄い、残りを利益とするのです。


ただし、リサイクルトナーのようなリサイクルセンターの建物と設備は市から業者に無料で貸与されます。


また、競争入札のゆえに選別回収業者は時どき変わることがあるものの、実際の交代は経営者どまりで、従業員の顔ぶれは変わらないといいます。


従業員は新しい経営者にそのまま雇用されるのが常であるからです。


こうして、「ごみを売る」という広島のこの方式はいかにもユニークですが、資源ごみの回収実績は89年度で2万3300トンに上り、市が収集した可燃ごみ、不燃ごみ(いずれも事業系を含む)の合計量の32万4800トンの7・2%となっています。


資源ごみの回収実績を示した表をみるとわかりやすいので調べてみてください。


なお、同年の有害ごみの収集量もそのようなわかりやすい表に表わされていますが、この量は仙台に比べてもかなり多いことがわかります。

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